カーポートってカットができるんです!駐車場のサイズに最適なカーポートを
「屋根がもう少しだけ大きければ車から出たときに雨に濡れないのに・・・」
「柱をもう少し低くできれば雨の降り込みが少なくてすむのに・・・」
「道路と駐車場の形状に合わせて屋根が取り付けられればもっと使い勝手がよかったのに・・・」
せっかくカーポートを取り付けてもこれらのような悩みがあるとなんとももったいない気がしますよね。
でも実はこれらのお悩みは当店が実際にお客様とお話しした中で出てきたお声なんです。
もちろん現場ですべて完璧な対応、お客様の理想通りのカーポートの設置を目指しておりますが、やはりお客様の心の内を100%読むのはメンタリストのdaigoさんくらいじゃないと難しいです。
逆にこのようなご心配を事前にお伝え頂ければベテランの職人さんであれば、多くの引き出しの中から最適なご提案をすることができます。
そして冒頭のような後悔をしないためにも知っておいていただきたいのは
カーポートはある程度加工することができる!
ということです。
カーポートの加工とは?
カーポートの加工とは?
もちろんメーカーさんが推奨していないようなもの(加工というよりは改造ですね)は承ることはできませんが、例えば寸法に制限のある駐車場にいっぱいいっぱいに施工したいという場合でしたら現状の駐車場よりも少し大きなサイズをお考えください。
その大きなサイズのカーポートをカットしてしまえばいいんです!
なにもカーポートは規格のサイズしか施工できないというわけではないんですね。
現場に合わせて商品をカットすることでその敷地にあった最適な大きさで取り付けることができるんです。
とはいえカットといっても様々ありますので一つずつ説明していきます。
間口カットとは?
間口カットとはカーポートの間口にあたる部分を切りつめ加工することをいいます。
間口といっても難しいので、簡単に言えば駐車する際に、車を出し入れする方を「間口」と呼びます。
この間口を切り詰めるから間口カットというわけですね。
奥行カットとは?
奥行カットとはカーポートの奥行にあたる部分を切りつめ加工することをいいます。
こちらは間口とは逆で車を出し入れしない方を「奥行」と呼びます。
この奥行を切り詰めるから奥行カットというわけですね。
高さもカットできる!
高さに関しても現地に合わせることができるんですが、これはあまりご存知ない方が多いようです。
カーポートの柱の高さもやはり規格品はどのメーカーさんも多くて3種類くらいです。
ですが設置場所によっては駐車場に勾配があったり、駐車する車の高さが異なったりで規格品の高さが最適!ということは言い切れません。
そのためこの「高さ」に関してはしっかりとチェックが必要です。
下の図のような事態にならないようにカーポートの高さが不足する可能性についてはご説明することも多いのですが、柱が「高すぎる」という点については雨の降り込みなど実際に使ってみないとわからない部分もあるためなかなかご説明するのが難しいのが実情です。
ただ事前にこういった点も気にしているとお話し頂ければ、なにかしらのアドバイスをさせて頂けると思います。
斜めにカットはできないの?
駐車場の敷地の一部がナナメになっている際にも寸法ギリギリに施工できる方法があります。
こちらをご覧ください。
このようにナナメにカットしてしまうという方法ですね。
これなら駐車スペースに屋根を最大限の大きさで取り付けることが可能です!
ただ上の図でもあるように「切り詰め可能範囲」というのものがありますので、どんな場所にも対応!といかないのが少し残念です。
またこのナナメの加工ができる商品とできない商品があるのも悩みどころです。
気に入ったカーポートなのにナナメにカットできないからとあきらめざるを得ないことも多々あります。
このあたりはメーカーさんの技術力向上に期待ですね。
まとめ
まとめ
カーポートはなかなか建替えるのは困難なものですし、しっかりと職人さんに伝えることが重要です。
事前にはわからないことも多くあると思いますので、カットについてはできれば現地調査時に職人さんに提案してもらうことも大事です。
「わからないのでアドバイスください」と伝えれば、ほとんどの場合しっかりと提案してくれます。
もしこれからカーポートを建てようと考えていらっしゃる方は是非現地調査をご検討ください。