カーポートのメンテナンスについて
カーポートはメンテナンス可能?
カーポートはメンテナンス可能?
最近はカーポートを設置するお宅が増えてきました。
大事な愛車を雨風から守ってくれるカーポートですが、日頃のメンテナンスをどうしていいか分からないという声もよく聞かれます。
カーポートは放置されてしまうことが多いですが、屋外なので日々劣化していきます。
特にアルミや金属部分はしっかりとお手入れしないと錆びてしまい、しまいには折れてしまうかもしれません。
カーポートのメンテナンスと聞くと、面倒な作業を想像してしまいますが、汚れを拭き取ったり、ゴミや落ち葉を掃除したりするだけでも十分長持ちします。
頑丈につくられているカーポートですが、普段からのお手入れが大切です。
メンテナンスの目安とは
メンテナンスの目安とは
カーポートの耐用年数は、一般的に15年~20年ほどと言われています。ですが、土地によって異なり、潮風の影響で錆びやすい海の近くなどはもっと短くなることがあります。
カーポートは屋根や外壁と同じように常に雨風にさらされているので、できれば、年に1~2度ほど、点検を兼ねて掃除するのがベストでしょう。雨どいに枯葉や泥が詰まると排水が流れないので、雑巾と細かい棒などで取り除いてください。
そのほか、幹線道路沿いにカーポートを立てている場合、排ガスの影響で傷みやすくなります。この場合もこまめに点検して掃除しましょう。
また、雪の多い豪雪地帯、台風の通り道になるエリアは、カーポートの負担が大きくなりがちです。
最近では今まで雪が降らなかった地域でも雪が積もる日が多くなりました。また、台風の規模も年々大きくなっています。
台風や雪の後はカーポートの支柱がゆがんだり、天井が外れかけたりするかもしれません。
例え20㎝までの積雪に耐えられるように設計されたカーポートだとしても、屋根に積もった雪を放置したままだと、凍結や重みで倒壊してしまう恐れがありますので、台風や雪が降った後はいつもより念入りに点検してください。
カーポートの掃除
カーポートの掃除
定期点検も兼ねてカーポートを掃除しましょう。カーポートはどうしても高い位置からの掃除になってしまうため、水を使う時は注意が必要です。
ホースで水を撒くのは避け、バケツに張った水で掃除するのがポイント。
また、カーポートがお隣の家と隣接していると水がはねてしまうので、あらかじめ断りを入れておくことで余計なトラブルを避けることができます。
カーポートは丈夫につくられているとは言え、ブラシなどでゴシゴシこすってしまうと細かい傷が付いてしまいます。
その傷から雑菌、カビが繁殖して内部の劣化を早めてしまう原因になるので注意が必要です。
できるだけ、スポンジや雑巾など柔らかい素材に水分を含ませながら、汚れを落としていきましょう。
また、洗剤は中性洗剤がおすすめです。酸性やアルカリ性では素材によっては錆びてしまうかもしれません。
カーポートは最初に屋根→雨どい→柱の順で掃除して行きます。
屋根は水を含ませたスポンジで汚れをすり落とす様に、こびりついた汚れには洗剤をしばらく馴染ませておくと、きれいに落ちるので試してみてください。
雨どいはパイプ内に詰まった落ち葉や泥を取り除き、最後に柱の汚れを雑巾で拭きながらねじや留め具の緩み具合をチェツクすれば終了です。
カーポートの点検も兼ねた掃除は愛車の傷予防にも繋がります。
ぜひ、普段の習慣にしてくださいね。