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エクステリア アドバイザー

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投稿日:2022/10/21    更新日:2023/06/27


自動車と雪という視点から考えるカーポートの選び方



雪の上を走る車



近年の日本列島は、冬になると大雪の被害の話をよく聞きます。

東京近辺で雪が積もることで交通機関に影響が出る。2018年の福井県の大雪で、車が立ち往生したという話を思い出す方も多いのではないでしょうか。


ここでは雪と車という観点から、おすすめのカーポート(車の屋根)の選び方についてご紹介します。





カーポートは、お家の駐車場につける屋根の事です。ガレージなどに比べて、壁などはなく簡易的なため、価格が安く工期が短いことが特徴です。


車の屋根を付けるとどのようなメリットがあるか、簡単にいうと「カーライフを便利にしてくれる」です。


雨や霜から守られることで、洗車などのメンテナンスの回数が減ることはもちろんのこと、紫外線による車のダメージや夏の車内の温度上昇を防いでくれます。

雪のためのカーポートといっても、大雪の時に車で外出する方も少ないでしょうし、そもそも道路そのものに出ることができないことも多いでしょう。


「雪のためにカーポートを建てるのではなく、雪が降ったときに倒壊しないカーポートを選ぶ」という風に考えてみると、よいかと思います。



カーポートのメリット




雪下ろし


カーポートに雪が積もったらどうするか。道路にうっすら積もる程度の雪であればそのままにしてかまいません。 


一般的に、カーポートの積雪強度は20cm相当から、段階を分けて強度が増えていきます。 

あとで改めて説明をしますが、一般的なアルミメーカーでは最大で200cm相当の雪の重さに耐えることができるものもございます。


ではその積雪強度を超えるような雪が降る場合はどうするか。基本的には雪下ろしをする必要があります。お家の屋根と一緒ですね。

カーポートの屋根は、お家の屋根と比べて高さが低く、また簡易的であるため、人が乗るには不安です。そのため、地面から雪下ろし棒などで下ろすことが一般的です。


三協アルミのおっとせいGなどのメーカー純正品もありますが、作業も大変で時間もかかるし、そもそも雪をおろす場所を確保できない敷地もあります。


雪がやんでからでないと作業ができないので、作業をする頃にはどうにもならない量の雪が屋根に積もった。なんてことになりかねません。

そのため、雪に強いカーポートをあらかじめ選んでおく必要があるというわけです。




積雪に耐えるカーポート


カーポートの積雪強度とは、屋根の耐荷重(強度)を雪の厚みに換算し直したものです。

メーカー基準では「新雪(しんせつ)」で計算を行います。これは雪比重:0.3(1cmあたり30N/m2)で計算するという意味です。


簡単に言うと、積雪20cm相当=新雪が20cm積もるまでに、雪下ろしをしてくださいという意味になります。


なぜ「相当」なのか、これは雪の状態が関係します。雪は積もったり水を含んだりすると重くなります。


日本雪氷学会によると「締雪(しまりゆき)」という雪の状態は、雪比重:0.5となります。

さらに重い「粗目雪(ざらめゆき)」という状態になると、雪比重:0.7となります。


つまり積雪20cm相当は、粗目雪の状態だと厚み10cmでも厳しいというわけです。


雪がなかなか溶けない日が続くと、重みで壊れてしまう可能性があるため、雪下ろしが重要になってくるわけです。

カーポートの屋根に日が当たらない場所では、注意が必要ですね。


当店では、積雪強度20cm相当、30cm相当、50cm相当、100cm相当、150cm相当、200cm相当の大きく6種類のカーポートをご用意しております。


20cm~30cmが一般地用、50cm~100cmが積雪地用、150cm~200cmが豪雪地用と区別することもあります。




積雪地域は、お住まいの地域によって変わります。例えば九州ではほとんど雪が積もることはないですが、東北地方は雪が多く降るといった具合です。


また日本海側や山間部などは積雪量が多い傾向にあります。

気象庁のホームページを見ると、積雪量に関するデータを見ることができますが、こちらの地図の方が、より分かりやすいかと思います。


積雪量の目安


こちらが当店の積雪強度50cm相当以上のカーポートの人気ランキング(2022年8月現在)です。


50cmまでだと光を透過するポリカタイプのカーポートが、100cmを超えると折半タイプが人気です。


これらの大まかな違いは、ポリカタイプの方が価格安くデザイン性が高い。逆に折半カーポートは重厚感があり安心感があります。



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これ以上の積雪強度だと、イナバガレージや日江産業のカスケードガレージといった特殊な車庫を選ばれる方が多くなります。

デザインを重視しすぎると、積雪強度の高いカーポートを選ぶことができないので、要注意です。




施工風景


雪について考えたとき、商品の品質はもちろんのこと、しっかりした工事をしていないといけません。

しかし施工品質を証明することは、なかなか難しいです。


では何をチェックするか。一つの指標として保証期間と施工事例があります。


通常エクステリアメーカーが出している品質保証は1年~2年ですが、施工保証はお店ごとに出していることがほとんどです。

当店(キロ)では安心の10年保証をしておりますが、他のネットショップ様も5年以上の保証をしているところが多い傾向にあります。 

ネットショップの方が長い保証期間を提示している点が面白いですね。


施工事例については、良いことも悪いことも紹介しているショップが良いと思います。 

なぜならエクステリアはリフォームと同じで人の手で作業を行いますし、目に見えない土(コンクリート)を掘るため、予定外の問題が発生することもあります。

そういった内容を包み隠さず公開し、現場の諸問題に対して臨機応変に対応ができるお店が、本当にしっかりした工事ができるものと考えられるためです。 


お客様の生の声は、こちらからご確認いただくことが可能です。








近くの地域で大雪が降っているというニュースを見ると、とても不安になる方が増えるようで、


「今、すでにカーポートが建っているけど、大丈夫かな・・・」

「建て替えとかした方がよいのかしら。」

「カーポートのリフォームをするといくらかかるの?」


といった質問を多くいただきます。


この質問に関するお返事ですが、今あるカーポートを解体処分し、積雪地向けのカーポートにリフォームすることは可能です。

カーポートの解体方法大きく2つ、柱ごと抜き取ってから解体するか、柱を根元で切ってモルタルで補修してから解体するかのどちらかになることが多いです。


カーポートの解体処分


特に問題がなければ後者の解体方法が一般的です。これは柱を掘り起こすよりも安く済むからです。

前者の方法は新しくカーポートを建てなおすときに、元々のカーポートの柱と同じ位置に柱を建てる必要がある場合に採用します。


基本的には積雪強度が高いカーポートは柱の位置が変わることが多いため、前者の対応で十分なことが多いです。


こちらの解体撤去を行う場合、地域にもよりますが、目安として27,000円~※の費用がかかります。

※撤去費用はカーポートのサイズや地域ごとの処分費によって変わります。そのため、あくまで目安金額としてお考えください。







雪とカーポートとの関係ですが、当店では雪下ろしで対応するよりも積雪強度の高いカーポートをおすすめしています。


もし既設の屋根があっても、建て替えなどの対応も可能ですので、大切な愛車を守るために、ぜひ雪に強いカーポートを検討してみてください。


当店に直接ご連絡いただければ、エクステリアプランナーの資格を持つキロ工事専門店のスタッフが、しっかり!懇切!丁寧にお答えいたします。






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